アナトミートレインについて

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はじめに

 身体の評価、治療においてアナトミートレインは絶対に知っておいたほうが良い重要な”たしなみ”だと思います。少しづつですがかんたんにまとめていきます。

アナトミートレインとは

アナトミートレイン

 一般的に解剖学では筋をそれぞれ単独のものとして捉え、筋の起始と停止のその2点が近づく作用について考察されています(分離筋理論)。

 それは古くから行われていたナイフを使った身体解剖の産物で、筋・筋膜間の接続や組織の連続性を見落としてしまう方法でもあります。

実際に私も分離筋理論しか教わってこなかったし(教えられてたらごめんなさい)、学生や新人セラピストレベルで筋・筋膜の接続や連続性を意識した評価や治療を行っている人には出会いませんでした(私のレベルが低いだけかもしれませんごめんなさい)。

 アナトミートレイン(筋筋膜経線、筋・筋膜の解剖学的連結)は、筋や筋膜(ここではいわゆる筋繊維などを覆う狭義の筋膜ではなく、筋膜網の全体的、非分割的なコラーゲン性のネットワークなどの広義の筋膜)の連続する組織の接続を「路線」、筋の付着部を「駅」、多関節筋を「急行列車」、単関節筋を「普通列車」などに例えながら、12本のラインが紹介されています。

アナトミートレインは分離筋理論の否定ではなく、それを補完する理論です。ただし、対象者の身体の筋筋膜連結、12本のラインを認識し把握できれば、新たな評価や治療に繋がっていく革新的な理論でもあると思います。

余談ですが、アナトミートレインのラインと東洋医学の基本的概念である気や血の通路である”経絡”はかなり重複するようです。トリガーポイントといわゆる”ツボ”が7-8割一致しているなんて話も有名です。

西洋医学と東洋医学、アナトミートレインと経絡、トリガーポイントと経穴、奇穴、阿是穴。これら異なるものの類似点は非常興味深いです。機会があればこのあたりも深堀りしてみたいですね。

12本の筋筋膜ライン

アナトミートレインでは12本のラインが紹介されています。

各ラインの詳細については下記各ラインのリンクから。

1. スーパーフィシャルバックライン SBL

2. スーパーフィシャルフロントライン SFL

3. ラテラル ライン LL

4. スパイラルライン SPL

【アームライン AL】

5. スーパーフィシャルフロントアームライン SFAL

6. スーパーフィシャルバックアームライン SBAL

7. ディープフロントアームライン DFAL

8. ディープバックアームライン DBAL

【ファンクショナルライン FL】

9. バックファンクショナルライン BFL

10. フロントファンクショナルライン FFL

11. 同側ファンクショナルライン IFL

12. ディープフロントライン DFL

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